目標管理は次のような流れで進める。
(1)職務環境の分析
(2)目標設定(上司との話し合い)
(3)アクションとその進捗管理
(4)目標達成度の評価
このサイクルを、1年間でまわしていくという組織がほとんどだ。
目標を立てる際、最も大切なことは、取り組むべきテーマを特定することである。
つまり、自分の組織や自分にとって、どのようなことを達成すべきなのか、それを特定するのが大切なのだ。
しかし、かなりの人は、テーマ設定というプロセスには時間をかけない。
そして、目標管理シートの大部分を完成させてから上司に提出する。
上司は、その内容を見て、テーマそのものが自分の期待しているものと違うことを発見する。
しかし、シートそのものは見かけ上は完璧である。
こうなると、上司もテーマを修正して欲しいとは言いにくい。
なぜならテーマを修正するということは、そのテーマにたいする達成手段やスケジュールを見直さなければならないからだ。
その作業量や心理的負担を考えると、気の弱い上司だと修正の指示が出せない。
目標管理シートを作成した自分も、修正することの大変さをイヤというほど、分かっているので、いろいろな理由を見つけては、このテーマがいたに大切かということを上司に切々と訴える。
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